fc2ブログ
ホーム » 2013年06月

フリードリッヒ・リスト読後雑感(産業政策、成長戦略、TPPetc.)

インターネットテレビ「チャンネルAJER」の収録を行いました。
今回のタイトルは「フリードリッヒ・リスト読後雑感(産業政策、成長戦略、TPPetc.」で、全体で約1時間のプレゼンテーションになっています(動画は前半・後半に分かれていて、それぞれ6月28日(金)と7月5日(金)にアップロードされます。)。
今回は題材として19世紀ドイツの経済学者フリードリッヒ・リストの著作で、産業保護政策による国力強化のあり方を説いた「経済学の国民的体系」を採りあげ、その内容を説明しつつ(特に自由主義経済学あるいは古典派経済学の非現実性に対する批判は、現代の我々から見ても古びておらず、大いに参考になる内容だと思います)、同書を下敷きにして今の日本の経済政策をどう考えるべきなのか、私なりの解釈の一端を述べています。

TPP亡国論」(最新では「反・自由貿易論」)などの著者として著名な中野剛志さんが書かれた「国力とは何か」「国力論」にて、経済ナショナリストの先駆けとしてリストを紹介していたのが、もともと私が同書に興味を持ったきっかけです。

同書の面白さや現代にも通じる有益な示唆について、到底伝えきれていないお粗末なプレゼンテーションになってしまったとは思いますが、下記プレゼン資料や以下に記した要約及び補足説明にはそれなりに内容を整理して盛り込んだつもりです。何らかのご参考になれば幸いです。

【プレゼン資料】
フリードリッヒ・リスト読後雑感(産業政策、成長戦略、TPPetc.).pdf

↓以下は動画へのリンク、及びプレゼンの要約及び補足説明です。

続きを読む



会員限定の映画やTV番組が見放題! 100万曲以上の楽曲も聴き放題!! 今なら30日間無料体験募集中!!!



テーマ : このままで、いいのか日本
ジャンル : 政治・経済

tag : フリードリッヒ・リスト中野剛志経済学経済成長財政政策産業政策グローバリズム成長戦略TPPアベノミクス

最新記事
ブログ記事検索フォーム
カテゴリ別記事
おすすめの本

雇用、利子、お金の一般理論 (講談社学術文庫)


国力とは何か―経済ナショナリズムの理論と政策 (講談社現代新書)


公共事業が日本を救う (文春新書)


官僚階級論 霞が関(リヴァイアサン)といかに闘うか (モナド新書010)


戦後脱却で、日本は「右傾化」して属国化する


国土学―国民国家の現象学 (叢書 新文明学4)


英語化は愚民化 日本の国力が地に落ちる (集英社新書)


アメリカのデモクラシー (第1巻上) (岩波文庫)


〈凡庸〉という悪魔 (犀の教室)


危機の二十年――理想と現実 (岩波文庫)


仮面の日米同盟 米外交機密文書が明かす真実 (文春新書)
リンク
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール

島倉原(しまくら はじめ)

Author:島倉原(しまくら はじめ)
 経済評論家。株式会社クレディセゾン主任研究員。経済理論学会および景気循環学会会員。
 メルマガ『島倉原の経済分析室』(毎週日曜日発行)や、メルマガ『三橋貴明の「新」日本経済新聞』(隔週木曜日寄稿)の執筆を行っています。

著書『積極財政宣言:なぜ、アベノミクスでは豊かになれないのか』(新評論、2015年)

RSSリンクの表示
メールフォーム
メールでのご質問・ご意見等はこちらからお願いします。

お名前:
メールアドレス:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

おすすめの音楽

ザ・アイランド・イヤーズ(リマスター)(完全生産限定盤)


Piper at the Gates of Dawn


Doors


ジギー・スターダスト<2012リマスター>


十七歳の地図

ツイート一覧
QRコード
QR
FC2カウンター
FC2アフィリエイト
アフィリエイト・SEO対策