ブラジル経済の長期的動向
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(本稿は、メルマガ『島倉原の経済分析室』2015年9月27日号の冒頭部分です。著者プロフィールは下記をご参照ください)
http://keiseisaimin4096.blog.fc2.com/blog-entry-55.html
中国の人民元切り下げをきっかけに、世界の金融市場の不安定性が増している。
いまさらの感もあるが、新興国経済の不振や通貨安に関する報道も目立つようになった。
中でも際立っているのがブラジルで、通貨レアルが今年に入って対米ドルでほぼ3分の2に減価(相場としては50%下落)し、現行の通貨になって以来の最安値を更新した。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM23H3D_T20C15A9FF1000/
株価もレアル建てで年初来約1割安、米ドル建てでは約4割安となっている。
こうした中で財政収支も悪化し、外貨建て国債の格付けが投機的水準に引き下げられ、ブラジル政府は緊縮財政を余儀なくされている。
日本やギリシャの例を引くまでもなく、緊縮財政がより一層の経済不振をもたらすことは言うまでもない。
そのことは拙著『積極財政宣言』や『ギリシャ危機の教訓』でも述べているとおりである。



ブラジル経済の不振の原因としてしばしば挙げられるのは、世界の経済成長鈍化による輸出の停滞、特に中国経済の不振による資源輸出の落ち込みである。
しかしながら、ブラジルの貿易依存度はアメリカや日本と並んで世界的にも最低水準であり、そうした説明は現象の一部をとらえたものに過ぎないと思われる。
他方で景気循環論の立場からは、ブラジル経済、特に金融市場の動向について、将来の見通しも含め、よりダイナミックな見方をすることが可能になる。
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http://foomii.com/00092/2015092701053728907
※メルマガ『島倉原の経済分析室』は、主流派経済学が軽視している「景気循環論」の枠組みを用いることで、周期的なバブル発生や金融危機のメカニズムを解明しつつ、世界経済・日本経済・金融市場についてのタイムリーな情報分析をお届けしています。
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【2015年9月のメルマガ記事一覧】
「ブラジル経済の長期的動向」(2015年9月27日号、本稿)
「デフレ脱却とはほど遠い企業活動の実態」(2015年9月20日)
「FRB利上げによる最大のリスク?」(2015年9月13日)
「人民元切り下げ後の世界経済」(2015年9月6日)
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