ツイッターの企業価値と将来性




(本稿は、メルマガ『島倉原の経済分析室』2016年5月29日号の冒頭部分です。著者プロフィールは下記をご参照ください)
http://keiseisaimin4096.blog.fc2.com/blog-entry-55.html
大型IT企業の中で株価に最も勢いのある会社の1つは、間違いなくフェイスブックだろう。
2012年の株式公開直後の数ヶ月は株価が低迷し、一時は公開初値の半値以下となったが、その後4年弱でほぼ6倍に値上がりし、直近では世界第6位の時価総額を誇る(2016年4月末時点)。
月間ユーザー数は世界全体で16億人を超え、広告事業を主力として売上高、利益とも順調に拡大している。
対して同じくSNS企業として注目を集めながらも、株価が低迷しているのがツイッターである。
月間ユーザー数はフェイスブックの5分の1程度の3億1千万人(2016年1-3月期時点)で伸び悩んでおり、売上高こそ拡大しているものの、未だ黒字転換していない。
昨年には創業者の1人ジャック・ドーシーがCEOとして復帰し、経営のテコ入れに乗り出したものの、その後も経営幹部が複数退社するなど、先行きの懸念は払拭されていない。
現在の株価は上場来安値の近辺で、公開初値の約3分の1、2年半前のピークからは約2割の水準にとどまっている。
http://yhoo.it/1X2Kt1Z
とはいえ、ツイッターがIT業界の有力銘柄の1つであることには変わりはなく、先行きについての見方は本国アメリカでも2つに割れているようである。
ITバブル再来の予感もする中で、両方の議論を検証しつつ一定の企業価値評価を行い、ツイッター株の先行きについて考察してみたい。
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http://foomii.com/00092/2016052900000033338
※メルマガ『島倉原の経済分析室』は、主流派経済学が軽視している「景気循環論」の枠組みを用いることで、周期的なバブル発生や金融危機のメカニズムを解明しつつ、世界経済・日本経済・金融市場についてのタイムリーな情報分析をお届けしています。
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【2016年5月のメルマガ記事一覧】
「ツイッターの企業価値と将来性」(2016年5月29日号、本稿)
「株価上昇を続けるAI(人工知能)関連銘柄」(2016年5月22日号)
「中国金融環境の実態」(2016年5月15日号)
「オーストラリア利下げの世界経済へのインパクト」(2016年5月8日号)
「金融市場に映る新興国と商品価格のサイクル」(2016年5月1日号)
【その他関連記事】
「IT業界の景気サイクルと株式市場」(2016年3月27日号)
「グーグルの人工知能と株式市場」(2016年3月20日号)
「ウォーレン・バフェットをめぐる既視感と景気循環論」(2015年11月15日号)
「ウォーレン・バフェットはなぜIBM株を買い続けるのか」(2015年10月25日号)
【島倉原の著書】
『積極財政宣言:なぜ、アベノミクスでは豊かになれないのか』(新評論、2015年)
『ギリシャ危機の教訓~緊縮財政が国を滅ぼす』(Amazon電子書籍、2015年)
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