過去最高値を更新したブラジル株の実態

もう3週間前の話になるが、「ブラジルのトランプ氏」ことジャイル・ボルソナロ氏が同国大統領選で当選し、株式市場がそれを好感した結果、同国の主要株価指数であるボベスパ指数が過去最高値を更新したことが報じられた。
これについては、世界全体では新興国市場から投資資金が流出している状況で、しかも経済の不振が伝えられるブラジルのニュースとして相当な違和感があった。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO3727169002112018EAF000/

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【2018年11月のメルマガ記事一覧】
「過去最高値を更新したブラジル株の実態」（2018年11月25日号、本稿）
「エヌビディア株の急落と金融市場の不安定化」（2018年11月18日号）
「フェイスブックとゾゾの決算と株価」（2018年11月11日号）
「注目IT銘柄の決算発表と株価」（2018年11月4日号）


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【島倉原の著書】
『積極財政宣言：なぜ、アベノミクスでは豊かになれないのか』（新評論、2015年）
『ギリシャ危機の教訓～緊縮財政が国を滅ぼす』（Amazon電子書籍、2015年）


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エヌビディア株の急落と金融市場の不安定化

11月15日、米国のコンピューター・グラフィックス用半導体メーカー、エヌビディアの2018年8－10月期決算が発表された。
軟調な売上高見通しや在庫の積み上がりが嫌気されて同社株は夜間取引で急落し（翌日の終値は前日比マイナス18.8％）、つられる形で日本の半導体関連株や任天堂株なども大幅安となった。

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フェイスブックとゾゾの決算と株価

先々週のことになるが、10月30日にはフェイスブック、翌31日にはスタートトゥデイ改めゾゾの2018年7－9月期決算が発表された。
いずれも本メルマガで何度か取り上げ、3ヶ月前の4－6月期決算の際も話題にした企業であるが、今回の結果はどうだったのだろうか。

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注目IT銘柄の決算発表と株価

先週11月1日、本メルマガで「ITバブルのサイクルにおける注目銘柄の1つ」として取り上げた米国企業の決算発表があった。
それに対して、翌日の株式市場は驚くべき反応を示した。

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