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人民元切り下げ後の世界経済(「新」日本経済新聞版)

メルマガ「三橋貴明の『新』日本経済新聞」に寄稿しました。
今回のタイトルは「人民元切り下げ後の世界経済」で、今週より始めた有料メルマガ「島倉原の経済分析室」創刊号のタイトルにちなんでいます。

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http://www.mag2.com/m/0001007984.html

以下では今回の記事を掲載しています。


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【島倉原】人民元切り下げ後の世界経済

From 島倉原@評論家

おはようございます。
長時間パソコンに向かっているせいでしょうか、近頃どうも慢性的な肩や首の痛みが・・・。
かといってマッサージに行くのは、時間もお金も何だか勿体無いような気が・・・。
というわけで少し前に、「ヨガポール」なるものを買いました。
http://amzn.to/1Ndngn9


このヨガポール、直径15センチ、長さ98センチほどの、ポリエチレン製のただの円柱なのですが、
その上でしばらく寝そべっていると、肩甲骨のあたりがじんわりと痛気持ちよくなった後、
体の裏側がほぐれ、最近は肩や首も楽になったような気が・・・。
時間やコストの効率を考えれば、結構優れものかもしれません。

ちなみに、ストレッチ方法の1つが、寝そべったまま両腕をまっすぐ上に伸ばす、いわゆる「前ならえ」の姿勢を取ることだそうです。
それをアレンジして、伸ばした手で持った本を読むのが最近の日課。
先週末は、「グローバリズム限界論」の構想を練るべく、こちらの1冊を読んでいました。
示唆に富み、かつストレッチしながら読めるほど(!)わかりやすい。
セット割引とはまいりませんが、こちらも自信を持っておススメいたします(笑)。
http://amzn.to/1PWQR3f


何だか「メルマガショッピング」みたいなノリになってしまいましたが、次こそ本当の(!)宣伝。
今月から毎週日曜日、「島倉原の経済分析室」というタイトルで、別途メルマガを発行することになりました。
http://foomii.com/00092
「無料サンプルを」ということで用意したのが、こちらの『「人民元切り下げ」の正しい評価』という記事です。
http://keiseisaimin4096.blog.fc2.com/blog-entry-104.html

先月の人民元切り下げに対するこれまでの国内メディア(日経、産経など)の報道は、「自由化・国際化に逆行する措置」というスタンスが大半です。
しかしながら、この1年あまりの人民元相場は「元買いドル売り介入」で保たれてきたわけですから、それを緩めた結果である人民元切り下げをとらえて「国際化に逆行する」というのはいかにも筋が通らない。
あるいは、「切り下げ」という人為的措置をイメージさせる表現にとらわれ過ぎているのではなかろうか。

『「人民元切り下げ」の正しい評価』では、根拠となるデータを示し、18年前のアジア通貨危機とも対比しつつ、国内メディアとは真逆のスタンスである海外メディア(ロイター)の報道内容も交えながら、上記の論旨を述べています。
詳しくは是非ご覧になってみて下さい(下記URLは再掲です)。
http://keiseisaimin4096.blog.fc2.com/blog-entry-104.html

興味深いというべきか当然というべきか、日経とロイターの報道スタンスの違いは、先週行われたG20財務相・中央銀行総裁会議でも現れています。
すなわち、

「我々は、経済見通しの改善に沿って、いくつかの先進国において金融政策の引締めの可能性がより高まっていることに留意する。我々は、根底にあるファンダメンタルズを反映するため、より市場で決定される為替レートシステムと為替の柔軟性に移行し、為替レートの継続したファンダメンタルズからの乖離を避けるとの我々のコミットメントを再確認する。我々は、通貨の競争的な切り下げを回避し、あらゆる形態の保護主義に対抗する。」
http://www.mof.go.jp/international_policy/convention/g20/g20_150906.htm

という会議声明文に対し、

「中国の人民元切り下げをきっかけに、自国通貨安への誘導が強まりかねないとの危機感からだ。G20は利上げを探る米国にも暗に慎重な対応を促した。」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF05H06_W5A900C1PE8000/

というのが日経で、

「一部先進国で金融政策引き締めの「可能性が高まっている」と言及することで、実質的には米国と英国の利上げを賛美したといえる。
こうした利上げが、すでに大規模に進んでいる新興国からの資本流出を加速させるとすれば、これらの国の通貨は対ドルでの下落幅を拡大するだろう。これは各国が輸出市場における不公正な優位性を得ようとする意味においての「通貨安競争」ではない。だが、一段の通貨安の引き金になり得ることに変わりはないのだ。」
http://jp.reuters.com/article/2015/09/07/column-g20-currency-war-idJPKCN0R70I620150907?sp=true

というのがロイターです。
私自身はもちろん(?)ロイター寄りで、会議の総意としては、今回の人民元、あるいは将来起こりうる新興国各国の通貨切り下げは、「競争的な切り下げ」あるいは「通貨安競争」には該当しないという意図であると考えます。
すなわち、「切り下げ自体はやむを得ないが、急激な進行による世界経済の混乱を回避したい」という共通認識のもと、新興国通貨を売ろうと待ち構えている市場関係者を今回のメッセージであわよくばけん制したい、というのがむしろ真意のように思えるのですが、いかがなものでしょうか(仮にそのとおりだとしても、実効性は相当怪しいですが)。

「経済分析室」では、本メルマガとは異なるサイクルで、直前1週間の金融市場の動きも踏まえた、極力タイムリーな情報発信を行っていく予定です。
今週6日に発行した創刊号のタイトルは、サンプル記事の続編的位置づけである『人民元切り下げ後の世界経済』。
株式市場に関連するあるデータに基づいて、向こう1~2年における世界そして日本の経済・株式市場の動向について、考えられるシナリオを述べています。
http://foomii.com/00092/2015090605391928537
ちなみに次回13日は、来週16、17日に控えたFOMC(アメリカの金融政策の方針が決定される「連邦公開市場委員会」)後を見すえた展望記事の予定です。

また、読者からの質問や取り上げてほしいテーマなども随時募集し、メルマガを通じて適宜回答していく予定です。
スタートしたばかりの今なら、応募が採用される確率は間違いなく高まりますし(!)、マスメディアや雑誌では得られない一味違った情報源として、ぜひ有効にご活用くださいませ。
http://foomii.com/00092

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島倉原(しまくら はじめ)

Author:島倉原(しまくら はじめ)
 経済評論家。株式会社クレディセゾン主任研究員。経済理論学会および景気循環学会会員。
 メルマガ『島倉原の経済分析室』(毎週日曜日発行)や、メルマガ『三橋貴明の「新」日本経済新聞』(隔週木曜日寄稿)の執筆を行っています。

著書『積極財政宣言:なぜ、アベノミクスでは豊かになれないのか』(新評論、2015年)

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