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アベノミクスの失敗(第2次速報)

メルマガ「三橋貴明の『新』日本経済新聞」に寄稿しました。
今回のタイトルは「アベノミクスの失敗(第2次速報)」で、先週のチャンネルAJERでのプレゼン「アベノミクスの失敗」を踏まえた内容です。

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以下では今回の記事を掲載しています。


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【島倉原】アベノミクスの失敗(第2次速報)

From 島倉原(しまくら はじめ)@評論家

おはようございます。
前回ご紹介したヨガポール、思いのほか反響があったようで…。
使い方が詳しく載っているWebサイトを見つけたので、参考までにご紹介しておきます。
http://stretchpole.com/howtouse/

「ヨガポール(あるいはストレッチポール)って何だっけ?」という方はこちらをどうぞ。
http://amzn.to/1Ndngn9


さて、前々回は「アベノミクスの失敗」というタイトルでした。
これは、2015年4-6月期GDP統計第1次速報値に基づいて、アベノミクスという政策の失敗について解説したものです。
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2015/08/27/shimakura-31/

こちらに対しても賛否両論、少なからず反響があったようです。
批判的な論点は大きく2つで、その1つは「アベノミクスで経済は良くなっているのが現実で、島倉はデータの読み方を間違えている」というもの。
もう1つは「消費税増税はデフレ脱却を目指すアベノミクスとは別枠の政策だし、そもそも決定したのは先の民主党政権で、アベノミクスが失敗したわけではない」というものです。

9月になってGDP統計の第2次速報値が発表され、ちょうどチャンネルAJERで話をするタイミングでもあるし。
そんなわけで、上記の批判に答えつつ、アベノミクスという政策の問題点について改めて論じてみました。
その論稿がこちら、題して「アベノミクスの失敗(チャンネルAJER編)」です。
http://keiseisaimin4096.blog.fc2.com/blog-entry-108.html

第2次速報値にアップデートされても、GDP統計から言えることは基本的に変わりません。

内需のデフレーターは「消費税増税によるかさ上げ効果」が剥げ落ちた途端、マイナスすなわちデフレの様相を呈し、
http://on.fb.me/1J9X4Ul
https://twitter.com/sima9ra/status/646516290786463745

家計の所得も消費も、アベノミクス開始前の水準以下に落ち込み、
http://on.fb.me/1FKkYWb
https://twitter.com/sima9ra/status/646526250396155904

その原因が「新興国経済の変調」などではなく、消費税増税であることも明らかです。
http://on.fb.me/1NAZoeO
https://twitter.com/sima9ra/status/646527664778428416

また今回は、「アベノミクスは公的支出を増やしているのだから、断じて緊縮財政ではない!!」という一部の声に対して、「いえいえ、増税などで所得を吸い上げている分も加味していただかないと」という図表も用意してみました。
http://on.fb.me/1FcNfd1
https://twitter.com/sima9ra/status/646532298653827072

なお、リンクが2つずつあるのは、それぞれフェイスブック、ツイッターに対応しています。例によって、是非拡散にご協力くださいませ。

そして、「消費税増税はアベノミクスとは別枠の政策」という議論。
当メルマガでも何度か述べているのでくどいようですが、「機動的な財政政策」と「積極財政」とは別物です。
「機動的な財政政策」の前提に消費税増税があることは、2012年当時の自民党の「総合政策集」からも明らか。
詳しくは「アベノミクスの失敗(チャンネルAJER編)」でご確認ください。
http://keiseisaimin4096.blog.fc2.com/blog-entry-108.html

実は私自身も不勉強だったのですが、そもそもこの「機動的」という表現、ルーツは2012年のいわゆる「三党合意」で消費税増税法案附則第18条第2項として付加された、以下の条項にあったようです。

「税制の抜本的な改革の実施等により、財政による機動的対応が可能となる中で、我が国経済の需要と供給の状況、消費税率の引上げによる経済への影響等を踏まえ、成長戦略並びに事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分することなど、我が国経済の成長等に向けた施策を検討する。」
http://www.shugiin.go.jp/Internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/syuuseian/4_525E.htm

同条項では国土強靭化などへの前向きな取り組み姿勢が示される一方で、それらの前提には消費税増税が存在し、「アベノミクスの第二の矢=均衡財政主義」であることもまた、明確にされています。
本メルマガでもたびたび論じられていますが、そうしたアベノミクスのあり方が積極財政の足かせとなり、いわゆる構造改革偏重の誤った成長戦略にもつながっているのです。

以上、先月以降、消費をはじめとしてもっぱら需要側のデータから日本経済の停滞状況を論じてきました。
しかしながら、「増税によるデフレーターのかさ上げ」は論外としても、こうしたデータはややもすると、為替レートや原油価格といった、短期的な動向の影響を受けてしまうもの。
そこで、「デフレ=需要に対して供給が過剰な状態」という根本的な観点から、企業の生産活動側のデータに着目し、より長期的な観点からの分析も行なってみました。
こちらも是非、合わせてご覧になってみて下さい。
http://foomii.com/00092/2015092000384428773

そして最後となりますが…。
昨日、以前私が作成した大阪都構想関連のグラフのいくつかを、藤井聡さんにご紹介いただいたのは読者の皆様もご存じの通り。
こちらもまた、フェイスブック、ツイッター掲載ページをそれぞれ用意いたしましたので、来るべき「大阪秋の陣」に備え、拡散用としてお使いくださいませ。

↓大阪府が東京都と比べて緊縮財政傾向を強めていることを示すグラフ
http://on.fb.me/1YBoZrA
https://twitter.com/sima9ra/status/646557836860788736

↓地域単位でも政府支出と経済成長には密接な関係があり、かつ「大阪は二重行政による放漫財政」が明確な事実誤認(デマ)であることを示すグラフ(測定期間:1975~2011年)
http://on.fb.me/18qkH0k
https://twitter.com/sima9ra/status/646559760150429696

↓同(測定期間:1997~2011年)
http://on.fb.me/1ApK6P3
https://twitter.com/sima9ra/status/646559880287879169


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tag : アベノミクス 安倍晋三 財政政策 日本経済 消費税 新興国経済 三橋貴明

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島倉原(しまくら はじめ)

Author:島倉原(しまくら はじめ)
 経済評論家。株式会社クレディセゾン主任研究員。経済理論学会および景気循環学会会員。
 メルマガ『島倉原の経済分析室』(毎週日曜日発行)や、メルマガ『三橋貴明の「新」日本経済新聞』(隔週木曜日寄稿)の執筆を行っています。

著書『積極財政宣言:なぜ、アベノミクスでは豊かになれないのか』(新評論、2015年)

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