ウォーレン・バフェットはなぜIBM株を買い続けるのか
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(本稿は、メルマガ『島倉原の経済分析室』2015年10月25日号の冒頭部分です。著者プロフィールは下記をご参照ください)
http://keiseisaimin4096.blog.fc2.com/blog-entry-55.html
10月20日、日本でもお馴染みのアメリカの大手IT企業、IBMの株価が5.7%安と急落した。
前日に14四半期連続の減収決算を発表し(利益も減少)、2015年通年の利益見通しも下方修正したことが要因である。
株価は2013年以降下落トレンドを続けており、ピークからの下落率は30%を超え、年初来でも12.2%安となっている。
ところが2011年以降、IBM株を大量に買い続けている投資家がいる。
世界第3位の富豪で、投資の達人として名高いウォーレン・バフェット氏率いる投資持株会社、バークシャー・ハザウェイである。
バークシャーがIBMに投資した金額は2014年末時点で合計130億ドル(約1.6兆円)を超え、同社による単一銘柄に対する投資としては最大となっている。
さらに、CNBCによる同氏への9月8日のインタビューで、今年の7-9月期にも買い増していたことが明らかになった。
含み損は1千億円を超えていると見られる。
バフェット氏といえば、ITに代表される変化の激しいハイテク業界への投資を「理解できないものには投資しない」として避ける一方、ウェルズ・ファーゴ、コカ・コーラ、アメリカン・エキスプレスといった優良企業に集中投資し、長期保有してきたことで有名である。
また、1987年のブラック・マンデー後のコカ・コーラへの投資、2008年のリーマン・ショック後のウェルズ・ファーゴその他への投資といったように、長期保有を前提としつつ、短期的に見ても絶妙なタイミングで投資を実行してきた。
筆者は、「長期投資家かつ経営者」としてのバフェット氏の業績や、時流に流されない彼の理念や言動に対して、単なる投資家の枠を超え、深い敬意を表している。
その筆者にとって、今回のIBMへの投資は二重の意味で意外であった。
神通力ともいうべき彼の切れ味も、年齢を重ねてさすがに鈍ってしまったのだろうか。
投資スタイルもそれと共に変えてしまったのだろうか。
そう思っていたところ、株価急落の当日に出た、とある記事が筆者の目にとまった。
その内容を手がかりに、バフェット氏が投資した背景も含め、IBM株の現状及び今後について考察してみたい。
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「ウォーレン・バフェットはなぜIBM株を買い続けるのか」(2015年10月25日号、本稿)
「グローバル小売業の相次ぐ株価急落」(2015年10月18日)
「ユニクロの株価はなぜ急落したのか」(2015年10月11日)
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前日に14四半期連続の減収決算を発表し(利益も減少)、2015年通年の利益見通しも下方修正したことが要因である。
株価は2013年以降下落トレンドを続けており、ピークからの下落率は30%を超え、年初来でも12.2%安となっている。
ところが2011年以降、IBM株を大量に買い続けている投資家がいる。
世界第3位の富豪で、投資の達人として名高いウォーレン・バフェット氏率いる投資持株会社、バークシャー・ハザウェイである。
バークシャーがIBMに投資した金額は2014年末時点で合計130億ドル(約1.6兆円)を超え、同社による単一銘柄に対する投資としては最大となっている。
さらに、CNBCによる同氏への9月8日のインタビューで、今年の7-9月期にも買い増していたことが明らかになった。
含み損は1千億円を超えていると見られる。
バフェット氏といえば、ITに代表される変化の激しいハイテク業界への投資を「理解できないものには投資しない」として避ける一方、ウェルズ・ファーゴ、コカ・コーラ、アメリカン・エキスプレスといった優良企業に集中投資し、長期保有してきたことで有名である。
また、1987年のブラック・マンデー後のコカ・コーラへの投資、2008年のリーマン・ショック後のウェルズ・ファーゴその他への投資といったように、長期保有を前提としつつ、短期的に見ても絶妙なタイミングで投資を実行してきた。
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その筆者にとって、今回のIBMへの投資は二重の意味で意外であった。
神通力ともいうべき彼の切れ味も、年齢を重ねてさすがに鈍ってしまったのだろうか。
投資スタイルもそれと共に変えてしまったのだろうか。
そう思っていたところ、株価急落の当日に出た、とある記事が筆者の目にとまった。
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