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株式市場の先行きをどう見るか

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(本稿は、メルマガ『島倉原の経済分析室』2016年2月21日号の冒頭部分です。著者プロフィールは下記をご参照ください)
http://keiseisaimin4096.blog.fc2.com/blog-entry-55.html

2月に入っても株安・円高・原油安など不安定化が続いた金融市場だが、先週は一旦小康状態となった。
先々週末12日にアメリカ株式市場が反転したのを受け、日経平均、TOPIX(東証株価指数)といった国内主要株価指数も、先週明けから上昇に転じた。
一時1ドル=110円まで円高が進んだドル円レートも、先週は1ドル=112~114円台で推移した。
原油相場も反発に転じ、サウジアラビア、ロシアなど4つの産油国が生産水準の凍結について一定の合意に達したとの報道も流れた。

とはいえ、新興国経済の不振、ドイツ銀行に代表されるヨーロッパの銀行の経営不安など、不安定要因が解消されたわけではない。
そもそも、日銀のマイナス金利政策、マイナス成長となった先週のGDP統計など、日本経済自体、アベノミクスという失政のもとでの不振がより一層明らかになりつつある。
(マイナス金利政策やGDP統計に見られる日本経済の問題点については、下記拙稿を参照されたい)
http://keiseisaimin4096.blog.fc2.com/blog-entry-146.html

年明け1月3日号の「岩田日銀副総裁の不吉なジンクス?」では、需給関連のデータに基づき、日本株が昨年半ばに中期的な天井に達したかどうかについて考察した。
http://keiseisaimin4096.blog.fc2.com/blog-entry-136.html

今回はその際の考察も踏まえつつ、ただし下値の目途をどう見るべきかという観点から、日本株の今後について展望してみたい。

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メルマガ『島倉原の経済分析室』は、主流派経済学が軽視している「景気循環論」の枠組みを用いることで、周期的なバブル発生や金融危機のメカニズムを解明しつつ、世界経済・日本経済・金融市場についてのタイムリーな情報分析をお届けしています。
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【2016年2月のメルマガ記事一覧】
ドイツ銀行株急落をもたらした歴史的サイクル?」(2016年2月28日号)
「株式市場の先行きをどう見るか」(2016年2月21日号、本稿)
ドイツ銀行株急落の背後にある金融市場の病理」(2016年2月14日号)
商品相場の歴史的サイクルとグローバリゼーション」(2016年2月7日号)
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島倉原(しまくら はじめ)

Author:島倉原(しまくら はじめ)
 経済評論家。株式会社クレディセゾン主任研究員。経済理論学会および景気循環学会会員。
 メルマガ『島倉原の経済分析室』(毎週日曜日発行)や、メルマガ『三橋貴明の「新」日本経済新聞』(隔週木曜日寄稿)の執筆を行っています。

著書『積極財政宣言:なぜ、アベノミクスでは豊かになれないのか』(新評論、2015年)

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