適温相場の持続力
(本稿は、メルマガ『島倉原の経済分析室』2016年8月14日号の冒頭部分です。著者プロフィールは下記をご参照ください)
http://keiseisaimin4096.blog.fc2.com/blog-entry-55.html
最近、日本経済新聞のマーケット欄で、アメリカの株式市場に関して「適温相場」という言葉をしばしば目にするようになった。
英語で言うところの「ゴルディロックス(Goldilocks)」である。
実体経済も企業業績もさして勢いがある訳でもなく、かといって不振な訳でもない。
雇用関係をはじめ、それなりに良い数字も出ている。
しかしながら、不透明な外部要因なども考慮して、FRBの利上げもなかなか行われない。
そんなぬるま湯のような状況が、株価の緩やかな上昇や、度重なる史上最高値更新を支えている。
そうした状況の影響は、アメリカ以外の市場にも及んでいる。
例えば、経済の不振や国外への資本流出が懸念されてきた新興国の株価は、ブレグジット・ショックも乗り越え、ここ2カ月ほどはむしろ先進国のそれをアウトパフォームしている。
筆者は、20年弱の周期を持った金融市場の循環メカニズムの存在を指摘し、そうした見地から新興国市場の下落リスクや、その引き金となりそうな要因についても考察してきたが、そうした見立ては誤っていたのだろうか。
金融循環論の見地から関連指標の動向を今一度確認し、現状及び今後について考察してみたい。
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【2016年8月のメルマガ記事一覧】
「FRB9月利上げの可能性」(2016年8月28日号)
「グリーンスパン氏の警鐘」(2016年8月21日号)
「適温相場の持続力」(2016年8月14日号、本稿)
「経済政策に対する金融市場の評価」(2016年8月7日号)
※メルマガ『島倉原の経済分析室』は、主流派経済学が軽視している「景気循環論」の枠組みを用いることで、周期的なバブル発生や金融危機のメカニズムを解明しつつ、世界経済・日本経済・金融市場についてのタイムリーな情報分析をお届けしています。
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【島倉原の著書】
『積極財政宣言:なぜ、アベノミクスでは豊かになれないのか』(新評論、2015年)
『ギリシャ危機の教訓~緊縮財政が国を滅ぼす』(Amazon電子書籍、2015年)



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