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クックパッド騒動の深層

(本稿は、メルマガ『島倉原の経済分析室』2016年9月11日号の冒頭部分です。著者プロフィールは下記をご参照ください)
http://keiseisaimin4096.blog.fc2.com/blog-entry-55.html

クックパッドという企業がある。
ユーザーが投稿したクッキングレシピをまとめたサイトを運営する会社で、国内のサイト訪問者数は月間6千万人を超え、順調に業績を拡大し、ついこの間までは株式市場の花形銘柄であった。

ところがこの1年ほど、同社の株価は著しい下落トレンドにある。
8月9日に行われた2016年第2四半期決算発表の翌日にも株価が急落し、先週末時点でピークから6割以上下落した水準となっている。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2193.T

株価下落の背景にあるのは、昨年末に勃発した、創業者と前代表執行役の経営方針を巡る対立と、その顛末である。
上記の対立は結局、株式の4割超を握る創業者の言い分が通り、創業者が執行役に復帰すると共に代表執行役が第三者に交代するなど、経営体制が刷新された。

ところが、これまでの報道や金融関係者のコメントを見る限り、前代表執行役の経営手腕を評価する一方、創業者主導の体制刷新には否定的で、現在の経営方針や業績の先行きを危ぶむ声が圧倒的である。
一部では、社員の7割が従前の経営体制への復帰を要望しているとの報道すら存在する。
http://toyokeizai.net/articles/-/114047?page=2
http://toyokeizai.net/articles/-/118609

筆者はこれまで、特に同社に注目していた訳ではなかったが、ごく最近、ふとしたきっかけで興味を持つに至った。
あくまでも公開情報に基づく判断でしかないのだが、今回の内紛をどう評価すべきか。
一連の報道内容とは必ずしも一致しない部分もある、筆者なりの見解を述べてみたい。

↓続きはメルマガ配信サービス「フーミー」(下記URL参照)にてご覧ください。
http://foomii.com/00092/2016091100000034993

【2016年9月のメルマガ記事一覧】
日銀の「新しい枠組み」に対する市場の評価」(2016年9月25日号)
金融パニックの新たな兆候?」(2016年9月18日号)
「クックパッド騒動の深層」(2016年9月11日号、本稿)
ドル高トレンドをもたらした意外なイベント?」(2016年9月4日号)

※メルマガ『島倉原の経済分析室』は、主流派経済学が軽視している「景気循環論」の枠組みを用いることで、周期的なバブル発生や金融危機のメカニズムを解明しつつ、世界経済・日本経済・金融市場についてのタイムリーな情報分析をお届けしています。
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【島倉原の著書】
積極財政宣言:なぜ、アベノミクスでは豊かになれないのか』(新評論、2015年)
ギリシャ危機の教訓~緊縮財政が国を滅ぼす』(Amazon電子書籍、2015年)
          


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島倉原(しまくら はじめ)

Author:島倉原(しまくら はじめ)
 経済評論家。株式会社クレディセゾン主任研究員。経済理論学会および景気循環学会会員。
 メルマガ『島倉原の経済分析室』(毎週日曜日発行)や、メルマガ『三橋貴明の「新」日本経済新聞』(隔週木曜日寄稿)の執筆を行っています。

著書『積極財政宣言:なぜ、アベノミクスでは豊かになれないのか』(新評論、2015年)

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